筋肉のためだけではない?最重要栄養素「タンパク質」

栄養素

タンパク質は、生命活動を支える最も大切な栄養素です。
人間の身体は、つま先から頭頂部まですべてタンパク質でできており、食べたり、ものを見たり、歩いたり、考えたりできるのも、すべてタンパク質が関わっています。
そのため、1日に必要な量のタンパク質を摂取できていない場合、筋肉や骨の質が悪くなってしまったり、正常に身体が働かないことから病気になってしまったりする可能性があります。

今回は、そのタンパク質について

・タンパク質とはそもそもどのような栄養素なのか?
・どのように吸収され、どのような働きをするのか?
・1日どれくらい摂取すればいいのか?
・どのように摂取すればいいのか?
・摂取できていない場合にどのような影響があるのか?

を一緒に学んで行きましょう。

タンパク質とは?

タンパク質は、三大栄養素の1つです。
その中でもタンパク質は、「カラダのモト」となる栄養素になります。

【三大栄養素】

三大栄養素とは、食物中に含まれる身体に必須の成分のうち、タンパク質・脂質・炭水化物の総称。 人間の身体になくてはならない栄養素のうち、エネルギー(カロリー)源となる「タンパク質・脂質・炭水化物」を『エネルギー産生栄養素』と呼んでいます。 以前は、三大栄養素とも言われていました。

タンパク質はどのようにして吸収され「カラダのモト」になるのか?

タンパク質は消化酵素の働きで分解され、アミノ酸という栄養素になります。
こうして、筋肉・皮膚・内蔵・血液・など身体を構成する細胞への主成分に変化するのです。また、身体の機能を調整する酵素やホルモン、神経伝達物質、免疫抗体などの材料にもなり、生命の維持に大きく関わっています。

アミノ酸とは!?

アミノ酸とは、タンパク質を構成する成分です。逆を言うと、アミノ酸が集まったものが、タンパク質ということです。
人のタンパク質を構成するアミノ酸は20種類で、体内で合成できないもの(必須アミノ酸)と合成できるもの(非必須アミノ酸)に分けられます。必須アミノ酸は体内で合成することができないので、食事などから摂取する必要があるのです。

【必須アミノ酸 全9種】

BCAA(イソロイシン 、 ロイシン 、 バリン) 、 ヒスチジン 、 リジン(リシン) 、 メチオニン 、 フェニルアラニン 、 スレオニン(トレオニン) 、 トリプトファン

【非必須アミノ酸 全11種】

アスパラギン 、 アスパラギン酸 、 アラニン 、 アルギニン 、 システイン・シスチン 、 グルタミン 、 グルタミン酸 、 グリシン 、 プロリン 、 セリン 、 チロシン

ここまででタンパク質の重要性と、構造をお話ししてきましたが、次からは実践編です。

1日どのくらい摂取すればいいの?

私たちは、1日に体重×1.2〜2.0gの間の総量を複数回に分けて摂取することを推奨しています。
体重50kgの人の場合、1日に約60g〜100gのタンパク質が必要になるということです。

なぜこれだけのタンパク質が必要かというと、毎分毎秒細胞がタンパク質(アミノ酸)を使って入れ替わっているからです。これを「タンパク質の代謝回転」といいます。
タンパク質が代謝回転するたびに、食べたタンパク質(アミノ酸)が、身体の中にあるタンパク質(アミノ酸)と少しずつ交換して入れ替わっているのです。
つまり毎日十分な量のタンパク質を摂らなくては、細胞の入れ替わりがうまくいかず、理想的な身体を作ることができなくなってしまいます。

食材に含まれるタンパク質の量

お肉(100gあたり)

・牛 もも肉(赤身) 21.5g

・豚 ロース(赤身) 22.7g

・鳥胸肉(皮なし) 23.3g

※参考文献

魚 (100gあたり)

・サバ 21g

・サンマ 18.5g

・さけ 22.3g

※参考文献

卵(1つあたり)7g

参考文献

豆類、豆製品

・納豆(1パック)6.6g

・木綿豆(100g) 6.6g

納豆参考文献豆腐参考文献

上記食材が特に多くのタンパク質が含まれている食材なので、ぜひ意識して摂取してみてください。

アミノ酸スコア

上記でアミノ酸の話をしましたが、9種類の必須アミノ酸をどれくらいバランス良く含んでいるかの指標を数値化し、最高点を100として算出したものアミノ酸スコアです。
アミノ酸スコアが100の食品は、必須アミノ酸9種類全てが過不足なくバランスよく含まれているものになります。

上記食品は基本アミノ酸スコア100ですが、摂取のしやすさやその他栄養素を考えると、卵がとてもおすすめです。

タンパク質が不足した場合どのような影響があるのか?

タンパク質が不足することで起きやすい症状として下記があげられます。

・皮膚の清潔さ、髪のしなやかさがなくなる
・骨、歯、筋肉が弱く、もろくなる
・内蔵が衰え、弱くなる
・正常な血管が生成できなくなる(高血圧、脳卒中、栄養をうまく全身に回すことができなくなることにつながる)
・貧血になる
・代謝が悪くなる
・細菌、ウイルスに感染しやすくなる

上記症状が起こった際に、「タンパク質の摂取が足りているか」確認してみてください。

タンパク質を摂取する際に気をつけるべき事

ここまででタンパク質の重要性を理解していただけたと思いますが、ここで1つだけ注意してほしいことがあります。
それは、タンパク質を摂取することにとらわれて、「高タンパク」を売りにした市販の加工食品を多く摂ってしまうことです。
なぜ「高タンパク」の加工食品の摂取に注意してほしいかというと、砂糖や、人工甘味料、添加物を多く含んでいるためです。
砂糖や、人工甘味料は、血糖値を乱高下させ身体に大きな負担がかかることで、疲れやすい身体になる原因や、精神が不安定になる原因に繋がります。
また添加物の過剰摂取は腸内環境を乱すことに繋がり、栄養素を効率的に吸収することができない身体になってしまいます。

※砂糖の悪影響につきましては、下記記事を参考にしてみてください。

なので、できるだけ自然に近い良質なタンパク質の摂取を心がけましょう。
その点で考えると、Growith モリンガ配合たんぱくは、安心安全の無添加、人工甘味料不使用、非遺伝子組み換え食品でできているため、とてもおすすめです。
また、ソイ、モリンガ、グラスフェッドホエイを使用しているため、植物性と動物性のタンパク質の良さを同時に摂取する事ができます。
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