運動量の多いアスリートの皆さんにとって、激しい運動後の疲労からいかに早くリカバリーできるかは最重要課題であるともいえます。
疲労の蓄積はパフォーマンスのや持久力の低下のみならず、ケガや不調、最悪の場合は選手生命を失うことにもつながりかねません。
今回は、そんな疲労回復や持久力アップに欠かせない栄養素「ビタミンC」についてお伝えしていきます。
まず大事なポイントは、人は他の動物と違ってビタミンCを体内で作り出すことができないということです。
食などで外から継続的に摂取する必要があるのですね。
しかも、ビタミンCは排出されやすいので、運動量が多いアスリートほど消費されやすくより必要となってきます!
まずはそんなビタミンCの重要な働きについてご説明します。
「若返りビタミン」としての重要な役割
強力な抗酸化作用
ビタミンCの作用として「肌に良い」「風邪予防」などがパッと思い浮かぶかもしれませんが、重要なものの一つとして「抗酸化作用」、つまり体内の活性酸素を除去してくれる働きがあげられます。
活性酸素は人間が呼吸をする際に自然と発生するゴミのようなもので、免疫機能の一部を担うなどの大切な働きがある一方、増えすぎると正常な細胞を攻撃し酸化させてしまいます。
慢性的な炎症状態を引き起こし、筋力の低下やシミ、シワなどの老化現象だけでなく、免疫機能の低下させてガンや生活習慣病、アレルギーなどのさまざまな疾患にもかかりやすくなってしまうのです。
強い抗酸化作用をもつビタミンCは、この活性酸素を除去してくれる働きがあります。
ビタミンCが「若返りビタミン」と呼ばれるのは、単に肌に良いからというだけではなく、この抗酸化作用があるからなのですね。
筋肉の機能維持に不可欠
ビタミンCは筋肉内にも大量に存在することが分かっていますが、東京都健康長寿医療センター(板橋区)などの研究グループは、骨格筋でのビタミンC不足が筋肉の萎縮や身体能力の低下をもたらすことを研究によって明らかにしています。
人と同じく体内でビタミンCを合成できないマウスを使った実験で分かったことですが、ビタミンCを投与するグループと投与しないグループの二つに分け、足の筋重量と運動能力の変化を16週間かけて調べたところ、筋重量や運動能力(全身持久力)、筋力や自発的活動量の全てにおいてビタミンC非投与グループの方が低値になったとのことです。
さらに、非投与グループにビタミンCを再投与すると、投与グループと同程度まで回復。
なお、同研究グループは、これまでに70代~80代の高齢女性を対象とした調査により、血液中のビタミンC濃度の高い高齢者女性は、握力、開眼片足(片足で立っていられる時間)、通常歩行速度などの筋力や身体能力が高いことも確かめています。
海外でも同様の研究は行われているようですが、いずれにせよビタミンCは筋肉の機能維持に不可欠なのですね。
また、筋肉だけでなく脳にもビタミンCは多く含まれています。
ビタミンCが脳機能の維持に重要な役割を果たしている可能性は極めて高いとされてきましたが、どうやって脳に取り込まれていくのかについては分かっていませんでした。東京大学の研究によって、特定の遺伝子が脳へのビタミンC供給に果たす役割が世界で初めて同定されましたが(その遺伝子が欠損したマウスはそうでないマウスに比べて脳が軽いことも判明)、これにより、ビタミンCが脳の発達に及ぼしている大きな影響についても今後研究によって明らかなっていくものと思われます。
コラーゲンの生成
コラーゲンというと肌のことがすぐに思い浮かぶかもしれませんが、筋肉とも深い関係があります。
コラーゲンはタンパク質の一種で、体全体のタンパク質量の3分の1を占めており、骨の30%・軟骨の50%・腱の85%・真皮層の70%・血管内壁の90%・内臓などに多く存在しており、筋肉や筋肉を包む筋膜にも豊富に含まれています。
つまり、丈夫な骨や腱、筋肉の形成やなめらかな関節の動きを作る上で重要な役割を果たしているんですね。
コラーゲンはタンパク質、ビタミンC、鉄をもとに体の中で作られていますが、コラーゲンを構成するタンパク質(アミノ酸)を作るためにビタミンCが必要になります。
丈夫な骨や腱、筋肉、関節・・、アスリートにとってケガをしにくい体作りや再発防止の観点からも、ビタミンCが大変重要であることが分かります。
アスリートのリカバリー能力を強力にサポート
アスリートは運動量が多いため、酸素を多く取り入れたり紫外線などのダメージも受けやすいことから、体内で活性酸素が大量に発生します。
活性酸素は前述のように体の炎症を悪化させて、疲労からの回復を妨げ、持久力を低下させてしまいます。
また、日々の激しい練習や試合における身体的なストレスはもちろん、緊張やプレッシャーといった心理的なストレスにも常にさらされています。
「ハードな練習や試合後に風邪をひきやすい」と言われたりもしますが、それはストレスを受けてビタミンCが大量に消費された結果、ビタミンCを必要とする免疫細胞にまで回らなくなってしまうからとも考えられています。
怪我に関しても、「前十字靭帯再建術を受けた患者におけるサプリメント使用」という文献で、「傷害後や術後のビタミンCの投与が、抗酸化作用により炎症反応を低下させる可能性がある」などの臨床研究が報告されています。
全てのアスリートにとって、ビタミンCの摂取はコンディショニングを良好に保つ上でも非常に重要なことがお分かりいただけると思います。
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市販されている多くのビタミンC商品には、化学合成のビタミンCが使用されています。
遺伝子組み換えトウモロコシやジャガイモなどから化学溶剤で抽出されたもので、熱に弱く、吸収率も低いです。
一方で当社の「Growith 植物性ビタミンC」は「アムラ」を100%使用しており、熱に強く、吸収しやすい特徴があります。
アムラ(アマラキ)とはインドやインドネシア、マレーシア等に自生する植物で、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは「若返りのフルーツ」と呼ばれています。
ビタミンCの含有量はレモンの10倍。
インドでは、体調が悪い時にアムラの果実を煮つめた砂糖漬けを食べるなど非常に重宝されているそうですし、中国でもアムラの乾燥果実を下痢、胆石などの治療薬として使用することもあるようです。
スーパーフード・アムラをふんだんに使った唯一無二のサプリメントが、当社の「Growith 植物性ビタミンC」。
- 怪我の治りがいまいちだ
- 激しい練習や試合の後はよく風邪を引く
- 肌がカサカサしている
- 筋肉の質を良好に保って長くプレーしたい
そんなアスリートのあなたにこそ、ぜひ摂っていただきたい一品です。
きっと體やパフォーマンスの大きな変化を感じていただけることでしょう!