このたび、なでしこジャパン日本代表としてパリオリンピックに出場する藤野あおば選手(東京ヴェルディベレーザ)。オリンピックに向けての意気込みをはじめ、サッカーとの出会いや普段心掛けていること、当社のMTR Method®をどう自身に取り入れているのかなどについて詳しく話を伺った。
※インタビュアー:大友慧(元Jリーガー・リアクティベーショントレーナー)
ー藤野選手は、昨夏のFIFA女子ワールドカップでは19歳で日本史上最年少ゴールを記録するなど、大活躍されている日本女子サッカー界の若きエースです。なでしこジャパン日本代表としてパリオリンピックを目前にひかえる今、色々とお話を伺えればと思います。
藤野選手のゴールシーンとかを色々見させていただいているんですが、プレーにはかなりキレがあって、シュートのミート力とかも男子顔負けのものがあると感じます。ワールドカップの時もキレの鋭さがあって、角度のないところから思い切ってパンチのあるシュートを打っていましたよね。あのシュートの原点は、小学生の時のお父さんとの朝練にあると聞きましたが、そもそもサッカーを始めたきっかけはどのようなものだったんですか?
兄がサッカーをやっていて、それを見て「面白そうだな」って思って始めました。5歳くらいの時です。
―朝6時くらいからお父さんと練習していたそうですが、それはいつごろから始めたんですか?
小学校3、4年生頃です。シュート練習を主にやっていました。それまでは週末に近所のサッカークラブでやっていた程度だったと思います。父との練習は6年生くらいまで続けていました。父は別にサッカー経験者というわけではないんですが、一緒にボールを蹴ってくれて、今でもたまにボールを蹴りに行きます。
―当時から、将来はサッカー選手になりたいと思っていたんですか?
最初の頃は本当に遊び半分で、姉と一緒に始めてしょっちゅう喧嘩ばかりしていました。サッカーじゃない鬼ごっことかやっていた記憶もあります。でも2011年のワールドカップの時、当時のなでしこジャパン日本代表の澤穂希選手のシュートを見て感動して、「自分もここに行きたい!」って初めてサッカー選手としての夢を持ったんです。そこがひとつの分岐点でしたね。私が7歳くらいの時です。
―当社を知ることになったきっかけは何ですか?
もともと母が、私のパフォーマンスにとって重要になりそうなことはいつも調べてくれていて、それがきっかけで知りました。MTR Method™は私にとってすごく大切な出会いになりました。Growithも自分のパフォーマンスにはとても大切なアイテムですね。
―食事管理はどうしていますか?試合の前後とかに意識していることはありますか?
今は実家暮らしなので、管理は母が主にやってくれています。遠征先とかだと摂るものは自分でちゃんと考えて気をつけているつもりです。
試合後はあまり食欲がないことが結構多いんですけど、疲労回復にも食事はものすごく大事だと思うので、栄養素をしっかり取り入れるためにGrowithのモリンガ配合たんぱくを意識的に摂るようにしています。無添加で体に良いし飲みやすいですね。寝る30分前とかに飲むと、翌朝の寝起きがすっきりして睡眠の質も良くなっているように感じています。
―栄養に気を付けようと思ったきっかけはありますか?
スポーツにとって栄養は大事と漠然と知ってはいましたが、正直何がいいのかよく分からず、とにかくたくさん食べて質よりは量を補って体をしっかり作るという意識でいました。
でも2022年8月にMTR Method™に出会って、施術だけではなく栄養管理もやっていただいてから、やっぱり量より質が大事なんだということをすごく感じるようになりました。
―セルフケアは何を意識していますか?
体を触るようにしています。特に脚回りはかなりしっかり触るようにしていますし、リアクティベーション™️もワールドカップが終わってからやるようになりました。
―スピードとかシュートとか派手な部分に目が行きがちですが、自分の体を触るという地味なセルフケアがすごく大事になってきますよね。藤野選手はスピードやクイックネスがあるから、何か特別なことをガシガシやっているかと思いきや、体をしっかり触るというような、地味な積み重ねがあるからこそなんですね。
ワールドカップでも色んな経験をされたと思うんですけど、パリ五輪という世界の大舞台に立っていく上で準備してきたことを教えて下さい。
ワールドカップを終えて、もっとチームが勝つための得点はしなきゃいけないと思いました。技術を含めてシュートや動き出しとか課題を上げたらきりがないですけど、自分がゴールをとるためにどうしなきゃいけないかって考えた時に、やっぱり前へ走っていく、ゴールに近いポジション取りをするというのは大切だと考えています。ワールドカップの時はかなり連続的な動き、スプリントとかをすると、脚周りに乳酸が溜まったような疲労感はけっこう感じていて、連続的にスプリントを畳みかけるのは正直厳しかったんです。そういう意味でも筋肉の疲労感を蓄積させずに上手く流して取り除くのは大事と感じていて、練習後にこまめに脚周りを触るのは意識的にやっていました。アーシングも、ワールドカップを終えてから、練習後だったりとか普段も取り入れるようになりました。ワールドカップ前は、家の中でもスリッパを履いたりして足の感覚がほぼないに等しい感じでしたけど、オリンピックの最終予選中も裸足でジョギングしたりとかはかなり行っていました。
質という点では正直まだまだだとは思いますけど、ワールドカップ後と比べたら少しは良くなっていると思いますし、スプリントとかもより連続的に行えるようになってきている実感があります。そういう取り組みはかなり意識してやっていますね。
―素晴らしい。細かいことをコツコツやっているんですね。
ワールドカップを見ましたが、藤野選手はトップスピードになっているのにすごい柔らかいスルーパスをされていましたよね。普通の選手にはない器用さというか、他のドリブラーにはない特徴がある。ドリブルが注目されていますけど、パスの柔らかさとか視野の広さもすごいなって感じています。パスはけっこう意識してますよね。
そうですね。ドリブルしている時も、抜きにかかっている時も最後まで選択肢を消さないっていうのは意識しています。そのために、常に周りをよく見るようにもしています。
―あと、藤野選手はインステップも上手いんですけど、リズムもいいですよね。リズムを変えるっていうのは意識しているんですか。
そうですね。シュートモーションに入ってから打つまでが遅いと、キーパーも読みやすくて準備する時間があると思うので、そういうキーパーが準備する時間プラス反応の時間を出来るだけ削りたいというのがあります。
―目標としている選手はいますか?
小さい頃はロナウジーニョ選手が好きでした。プレースタイルとかは全然違うんですけど、彼のように見ている人を自分なりに楽しませられればなあって思います。
―小さい頃のご自身のような、サッカー少女たちに伝えたいメッセージがあればお願いします。
私自身、2011年のワールドカップを見てサッカー選手になりたいと思ったので、夢を持つことはすごく大事だなって振り返ってみると改めて感じています。サッカー選手だけでなく他の仕事でもそうですが、そういう向かうべき場所というか目的意識ってすごく大事だと思うので、自分のなりたいものややりたいことに向けて一生懸命頑張ってもらえたら嬉しいですね。
―最後に、オリンピックに向けての意気込みや目標を教えて下さい。
チームとして掲げている目標は金メダルなのでそこを取りに行きたいのと、個人としては、ワールドカップと同様にグループステージ3試合は確実にあるので、ワールドカップの時に取り損ねた3点をオリンピックの舞台で取れるよう頑張りたいです。
MTR Method®とは人間が感じる痛みの原因を根本的に解決する画期的な概念を再現性高く体系化したメソッドです。痛みの原因のほとんどが神経ではなく、筋肉の拘縮によって血管が圧迫されることで起きる血流障害によるものです。筋肉が硬く縮こまった状態を筋拘縮と呼んでいます。この筋拘縮の蓄積の問題は、大人の選手に限ったことではありません。近年、急激にプレー頻度が高まっている子どもたちにも広がっており、治療現場では怪我の発生の低年齢化を危惧しています。MTR Method®は元サッカー日本代表の選手やサッカー女子日本代表(なでしこジャパン)の選手もサポート実績があり、特にサッカーでの怪我防止からパフォーマンスアップまでトータルで堅実なコンディショニングサポートを提供しています。
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怪我をしない選手たちがチームのパフォーマンスを劇的に向上させることは間違いありません。
何より選手自身が、サッカーを始めた子どもの頃のようにサッカーを楽しめるようになります。ピッチの上で存分にサッカーを楽しむ選手たちこそが次世代を担う子どもたちに夢や希望を与える事ができるのではないでしょうか。私たちはこれまで誰も成し遂げられなかった事へ挑戦します。
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疼痛(腰痛、膝痛、股関節痛、肩痛、首痛など)を患っているお客様の緩和改善には定評をいただいております。また、スポーツを本格的にされている子どもたちのチューニングも効果絶大です。人體工学的に考えるとサッカーという足首を酷使するスポーツがもっとも複雑な怪我が多いので敢えてこうして記事にして取り上げていますが、実際は野球、ダンス、クラシックバレエ、器械体操、陸上競技などで疼痛を訴える子どもたちが増えているのも事実です。怪我への対処や予防の考え方はどのスポーツも同じですから、ぜひお氣軽に筋肉チューニングを受けにいらしてください。
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